ロードバイク乗り初心者へ 音楽聴くなんて余裕はないはずだよ?
音楽聞きながら自転車に乗るのって気持ち良さそうだよね
大好きな曲と一緒に、風を切りながら自転車を走らせる。キラキラした海を横目に颯爽と走っていく姿は、スラムダンクの流川楓が早朝トレーニングでリングのある公園へ自転車を走らせるシーンと重なって気持ち良さそうに見えます。
このシーン。ロードバイクに乗って早朝練習に向かう。洋楽聴いてるのかな?
長い距離を走るときには、音楽を聴きながらなんて人もいると思います。
でもね…
初心者は危ないから絶対やめたほうがいい!
危ないんですよ、これ。だって、意識が音楽にいっちゃうでしょ?ただでさえ、ロードバイクというんりものに慣れていない初心者がなまじ音楽なんて聴きながら乗っちゃったりすると、事故の原因になります。
自転車だって、軽車両。自動車の仲間です。人とぶつかれば大ケガをさせてしまうし、公道を走るので車との接触の可能性も大いにありえます。
危険です。絶対にやらないほうがい。
前にも話しましたが…
初の10キロライド、江ノ島ライドのときに、ちょっと気を抜いたら車が出てきて、とっさにブレーキをかけられなかったなんてことがありました。いつもと違う、不慣れな乗り物。ブレーキの位置ひとつ違うだけで焦りは尋常じゃありません。あやうくケガをするところでした。
そのときは足を使って強引に止まったため、ことなきを得ましたが、「もし足がつかなかったら…」と思うと、ヒヤヒヤものです。壁に追突してたかもしれませんし、車と正面衝突していたかもしれません。
もし、そんな状況で僕が音楽を聴いていたら…。公道ではかなり緊張感をもって走れましたが、それもムリだったかもしれません。後ろからくる車の存在にも気付かなかったかもしれません。危ない。車だって、自転車が急展開な行動をするなんて予想してません。「邪魔だな」と思って横から抜いていくだけです。
わざわざ自分から危険な目に会いに行く必要なんてないよ!
楽しくロードバイク生活を送りたいなら、自転車を走らせることに集中するべきです。中途半端に音楽を聴くなんてことは絶対に避けたほうがいい。
もし、それでも音楽を聴きたいなら、一度止まって休憩中に聴きましょう。
遠くまでロードバイクでいって、綺麗な景色を見ながら音楽をかけて休憩って素敵じゃないですか。それから「よし、もうひとふんばり頑張ろう!」って切り替えてロードバイクに乗る。
弱虫ペダルの坂道くんも学校の裏門の坂を登るときに「ヒメヒメ」歌おうと音楽かけて今泉くんの家の車にはねられてます。危険です。
自転車は楽しく、正しく乗りましょう!