時代の変化に対応すること スピード重視で
過去のビジネスモデルに固執していると時代に取り残されてしまうよ
イケハヤさんが出版社のビジネスモデルに言及しています。ツイートでも出てきますが、もう紙媒体の時代は終わるのでしょうね。
今やほとんどの人がスマホで情報を手に入れてます。ニュースだって、スマホで。気になる記事を自分で厳選して読むことができますし、ブックマークしておけば後で読むこともできます。
わざわざ新聞を購読して読む必要はないんですよね。新聞社もデジタル新聞出し始めましたし。
雑誌もそうですね。ジャンプやマガジンなどの週刊誌もデジタル配信されるようになりました。これもスマホで読める。
カモ媒体は、かさばるしゴミになるし。ゴミだって自治体によっては出すのにお金がかかりますからね。指定のゴミ袋で出さなきゃいけないとか。
そうなると、今の時代、紙媒体で新聞・雑誌を買うメリットなんてないんですよ。強いてメリットを挙げるとすれば、他の人に貸すことができるくらい?
出版社のビジネスモデルは嘘みたいに古いので、ここらで書き直しますよ。意識高い出版社は、ぼくの真似すべき。デジタル事業は利益率高いので、今まで作れなかった本も作れますよ。実に夢がある。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月9日
KDPは初めて2ヶ月で、月商30万に乗りました。手をつけるの遅かったなぁ…。このまま淡々と数年やりつづければ、年間50万冊くらいは売れそう。とにかく作品数を増やすこと。現在12点。この1,000倍は欲しいし、十分作れる。 pic.twitter.com/BPkzYLz3za — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月9日
次世代出版社をぼくと一緖に作りたい編集者の方、高知に来てください。業務的には東京拠点のリモートでもいいんですが、価値観を共有するためにも、高知に来てもらいたいですねぇ。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月9日
高知の限界集落に編集者が点在し、リモートで世界中からコンテンツを集めて、デジタルの海に放流する。と、同時に限界集落をフィールドとして、各自がリアルなメディアも作っていく。イケハヤメディアは、そういう未来を見ています。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月9日
まずは自分でロールモデルにならないとお話にならないので、山林を買い取って、そこに「リアルなメディア」を作ります。着々と話は進んでいるので、早ければ来月にも取得できる…かな。土地買うの初めてなんで、手続きもスケジュールもわからん。妻に助けられてます。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月9日
他の業界でも、変化は著しい
塾業界なんかも同じですね。
ひとつの教室に生徒が何十人も集まって行う集団指導が主流の時代から、個別に対応してほしいというニーズを叶えるために個別指導塾が現れる。
ただ、個別指導塾は、優秀な講師を集めるのがコスト的にも難しい。どうしても人件費コストがかかってしまうので。よって、学生の講師をたくさん採用する。
まぁ、質は下がります。あとは、個別指導塾は開業がしやすいので、個人事業としてもやりやすい。
結果、市場に個別指導塾が飽和してしまったわけですね。で、講師の獲得に時間的コストや金銭的コストが大幅にかかるようになる。
となると、講師を必要としない形態を模索する。優秀な講師を集めて、映像授業で全国に配信する。もしくは、プログラミングを使ってアプリを作成し、配信する。
結果、個別指導塾の必要性がなくなっていく。というよりも、配信型の形態になることで、塾に通う必要がなくなるため、今後学習塾は淘汰されていくことになります。
時代は、常に変化しています。この波を感じて、すぐに乗れるか。それとも、従来のやり方に固執してしまうのか。
この技かなスピードの差で、5年後の明暗が分かれます。
これからは、メディアもフィールドが広がる
というより、広げていかなければ生き残れない、という話ですね。
編集者が「紙」「ウェブメディア」だけをフィールドにする時代は終わりますよ。B&Bは先駆的ですが、リアルな場を編集することを考えるべき。リアルメディアはインフラ的なコミュニティになるので、収益性も高い。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月9日
出版社・雑誌社に勤めている優秀な若手のあなた!もう、そのやり方には飽き飽きしているでしょう?このままオールドメディアにだらだら在籍していると、自分の価値が落ちていきますよ……さぁ、高知でぼくと握手だ!
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月9日
以上、リクルーティング活動でした。高知に人を呼び込む「採用担当」な役割を担おうかなぁ、と思っています。各地に必要ですよ、採用担当。魅力的な地域を作るのは大前提。その上で「待ちの姿勢」じゃだめで、優秀な人をどんどんヘッドハントしていくべき。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月9日
田舎で事業を立ち上げるメリット
ここでは出版社の例が上がっていますが、他の事業でも参考になると思います。起業を検討している人はぜひ参考にしてください。
【高知で出版事業を立ち上げるメリット】 ・家賃が安い ・人件費が安い ・山奥なのに光回線が整備されている地域がある(ぼくのいる本山町など) ・だだっ広い土地を購入できる ・海、山、川、食材など、編集できる素材が無数にある ・面白い人がたくさんいる へい、かもーん!
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月9日
東京じゃもう面白いことはできませんよ。広大な土地が買えないじゃないですか。空き家を手に入れるのも難しいし。編集できるものが少ない。競争も激しいので、ネタも感性もかぶる。だから売れない。編集者のみなさん、まだ東京で消耗してるの? — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月9日
地域づくりで重要なのは、まずは「メディア」を作ることだと思っています。歴史を見れば、その合理性は明らか。優秀な編集者を集めることができる地域は強い。強力なメディアがあれば、独立国家すら作れる。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月9日