ケイタのしゃべり場

ケイタのしゃべり場

言いたいことを書き連ねるブログ。

小さなどろぼうに気がつこう

▪️小さなどろぼう

こんな経験ありませんか?

学生の頃、気づくと机の上に英語のノートがない。次の時間は英語の授業で、昨日出ていた宿題を当てられる可能性があったから、家で必死にしらべて勉強したのに…。どうしよう…どこにあるの…?机の中、バックの中、廊下のロッカーの中…全部探しけど見つからない。もしかしたら、机の上に出していたつもりになっていただけで、家に忘れたのかもしれない。しまったなぁ。

なんて、落ち込んでいたら、クラスの友達が、

「今日の英語の宿題、やってなくてさ。ノート見せてもらったよ。助かったよ!」

と、ノートを持ってくる。

こんな経験ありませんか?

部活中、ちょっとトイレに行って戻ってきたら、自分のラケットがない。どこに置いたかなって必死に探していたら、友達が

「このラケットいいね。すごく使いやすい」

と返してくれた。

この状況、あなたはどう思いますか?

▪️ありえない ということは認識している

何勝手に、人のものを使ってるの?ありえない。と感じた人もいると思います。一言貸してとか見せてと言ってくれたら全然貸すのに。と思った人もいるかもしれません。

そうなんです。こうやって書けば、ほとんどの人が「ありえないよね」と言ってくれます。わかっているんです。間違っていることは。

なのに、いざその場になると、正しいことができなくなってしまう。これは、子どもというよりも大人に多い気がします。どうして「貸して」の一言を言わないのか。

それは、面倒くさい とか 仲いいし大丈夫だろう という気持ちが働くのかもしれません。

でも、当の本人からしたら、いい迷惑ですよね?

「一言、貸して、って言ってくれれば貸すのに…」

▪️親しき仲にも礼儀あり

この『一言』というのがすごく大事なんですよね。

勝手に使ったら、それは小さな泥棒です。返しているからいいじゃん と思うかもしれませんが、その人は本当に焦っていたんです。その時の気持ちはどんな気落ちだったでしょう。自分がその立場だったら?

ただ、いま出てきた状況を気づかずにやってしまうのも人間です。

「あっ、消しゴムがない…まっ、いっか。となりから借りちゃえ!」

些細な気持ちでやってしまうかもしれません。でも、これも小さな泥棒なんです。

英語の宿題をやってない。友達のラケットが気になる。消しゴム借りたい。

そんなときは、まず「見せてもらえないかな?」「貸してもらえないかな?」と必ず声をかけるようにしましょう。お願いしましょう。きっと快く貸してくれるはずです。借りた後は「ありがとう」必ず安車を伝えましょう。また、次も貸してくれるはずです。

▪️なぜ、貸して が言えないの?

こんな当たり前なことなのに、なかなかできないのは、子どものときに、「貸してください」と「ありがとう」を徹底できなかったからなのではないでしょうか。

もしくは、それを使えるのが当たり前となってしまっている可能性があります。それじゃもったいない。せっかく築いてきた人間関係にヒビが入ってしまいます。

子どもは大人を見ています。大人が当たり前のように勝手にものを借りたりしているのを見れば、それが当たり前になってしまいます。

▪️大人が率先してルールを守る

大事なのは、大人が、子どもに正しい姿、正しいルールを見せること。

大人がルールを守れば、子どももルールを守ります。

ものを借りるときは「かしてください」

ものを借りたあとは「ありがとう」

ちゃんと言える子どもに、そして大人になっていきたいですね。

 

大人になって見返す社会のルール

人と人が関係を持つ上でとても大事なルールです

子どもにも伝えたい内容がマンガでわかりやすくなっています

ぜひ、一度読んでみてください