「急なパンク…どうしよう…」というときのためのお話
雨だとロードバイクに乗れないんですよね…
今日は雨ですね。 雨は嫌いじゃないんですが、ロードバイクに乗れないのがつらいなぁ。雨の匂いとか、雨の景色とか、好きだけど。
雨の日でもロードバイクを楽しめるものはないかなぁ? — ケイタ フジサワ (@keitafujisawa) 2016年6月16日
雨は好きなので、「雨降るな!」とは思いませんが。それでも、ロードバイクに乗れないとなると、ちょっと落ち込むわけです。
そんな雨の日でも「ロードバイクを楽しむ方法はないかなぁ」と一日中ロードバイクを眺めながら探しました。
そうだチューブ交換の仕方を勉強しよう!
ふと思いついたのがタイヤのチューブ交換の方法を勉強するということ。雨の日でもロードバイクに関わることはできる!パンクした時のチューブ交換の仕方とかメンテナンスの仕方を学ぶ時間にすればいいんだ!
ということで、仕事そっちのけでチューブ交換の動画をあさりました。
圧巻の手際の良さ!
タイヤの取り外しからチューブ交換、完成までの手際の良さ。さすがにこのスピードで初めから作業するのは難しいですが…。この動画、かなり親切にコメントも入れてくれています。さすが30万回再生数を誇る動画です。困った時はこの動画見れば大丈夫ですね。
YouTube動画のありがたさは、出先でもスマホでチェックできるところ。突然のパンクで「どうしよう…」ってなった時も、検索すれば一発で確認できます。
ブックマークしておけば、検索することなくこの動画にたどり着けるのもいいですね。ロードバイク初心者のみなさん、このブログをはてブしておくと困った時に便利ですよ!
手順をみてみましょう!
まずはチェーンをトップギアに取り付けます。
ブレーキワイヤーを外してブレーキの幅を広げます。
自転車を逆さまにすると取り外しが楽です。タイヤのチューブ交換の際も、自転車をそのままの状態でキープできるので、まずは逆さまにしましょう。
そして、クイックレバーを開放します。これでちやの取り外しができます。チェーンを外す時は手を怪我しないように注意です。軍手などの手袋をして作業するといいかもしれません。
バルブのキャップとナットを取りましょう。これで、チューブを取り外す準備完了です。
ビートを落とします。「ビートって何?」と僕は思いましたが、ビートとは一番内周の直接ホイールに接する部分のあたりを指します。 ビートとホイールの接する部分はもっとも機密性を必要とされる部分ですから、ここが断裂していれば空気漏れの原因になりますし、この部分の断裂は修理できません。自転車にとって、とても大事な部分です。
タイヤレバーをバルブ近くから差し込んで、ホイールからタイヤを外します。小刻みにレバーを差し込んで外していくのがポイントです。
タイヤとホイールが外れたら、チューブを引っ張り出します。
チューブを出したら、タイヤの内側に異物が残っていないかチェックします。この作業を怠ると、チューブ交換したその瞬間にまたパンクします。内側チェックをする際は、素手で作業すると危険なので、必ず軍手などで指を守ってください。
いよいよチューブ交換です。新しいチューブを取り出したら、軽く空気を入れます。フニャフニャのままだと作業がしずらいです。必ず、少し空気を入れて、輪っかになるようにしておきましょう。
タイヤにチューブをはめ込んでいきます。バルブが正常についているか確認を怠らないようにしましょう。
チューブをリムに乗せるイメージです。
チューブをタイヤに入れたら、タイヤとホイールをつなげます。タイヤをつなげるのはバルブと反対の方向から左右同時に行います。
バルブ付近になって、タイヤが固くてホイールにはまらないときは、反対側から揉んでいきます。
バルブ付近のホイールにタイヤがつながったら、一度バルブを押しこんでください。チューブを浮かせます。
タイヤとリムの間にチューブがはみ出ていないか確認します。
ひたすら空気を流し込みます。空気入れは携帯用ポンプのケースが多いと思います。ここからは体力勝負。チューブが適性の空気圧になるまで、ひたすら注入。空気が入ったら、バルブからまっすぐに空気入れを外します。そうしないとバルブが折れてしまいますので注意。
タイヤをロードバイクにつけます。外したときのトップギアにチェーンを合わせます。そして、クイックレバーを閉めて、ブレーキワイヤーを元に戻せば完了です。最後にタイヤをくるっと回してチェーンがしっかりとついているかの確認をします。
チューブ交換ができればロングライドも安心!
旅先で不慮のパンクに遭遇なんてことはよくあることです。自分でチューブ交換ができれば慌てずにロングライドを続けることができますね!
注意点はひとつ。チューブ区間をした後は、携帯用ポンプでの空気入れになりますので、可能であれば、道中でメーター付きの空気入れで、適正な空気圧を確認しましょう!
備えあれば憂いなし!