弱虫ペダルから見える”人間の本音”
本当は誰でも、自分に正直に、まっすぐに生きたいんだ
いまさらですが、『弱虫ペダル』を読みました。なんとなく流行っている感は漢字ていたけど、自転車にはあまり興味がなかったし、まぁ読むことはないだろうなって思っていたマンガ。
本当、きっかけはなんとなく。読んでみようかなってパラパラ1巻を見てみただけ。そしたら、「なんだこのマンガは…?」すごい琴線に触れてくる…。ところどころ、なんか泣きそうになる。
この感覚は…。最近どこかで感じたような感覚…。ということで、一念発起。全巻購入しました。
いまさらだけど、弱虫ペダル読んだ。 なんか、すごい影響された。 坂道くんのひたむきさとか、任されたことをやりきるところとか、なにより自分の居場所を見つけてその場所で頑張る姿。DAYSのつくしくんとにてる。
— ケイタ フジサワ (@keitafujisawa) 2016年6月4日
主人公の坂道くんと、DAYSのつくしくんが重なる。経験があるわけでもないし、体力があるわけでもないし、運動神経が飛び向けているわけでもない素人。スラムダンクの桜木花道も素人ですが、彼には天性の運動神経があった。それは、坂道くんにもつくしくんにもない。純粋な初心者。坂道くんとつくしくんの違いはひとつだけ。坂道くんは、小4のときから秋葉原まで片道50キロ近くを自転車で通い続けていたということだけ、
坂道くんとつくしくんから見る 成長の共通点は?
このふたり、本当に似てるんですよね。友達がいないところとか。ずっと友達がいなくて、ひとりで生きてきた。友達が欲しかった。誰かに必要とされたかった。自分の居場所が欲しかった。
その居場所を”スポーツ”という場所に見つける。これも、大事な人との出会いだったんですよね。
坂道くんは、今泉くんと鳴子くん。つくしくんは、風間くん。この友達との出会いが、ふたりの人生を大きく変えていきます。この出会いがなければきっとふたりは自分の居場所を見つけることができなかったかもしれません。
こういった出会いって本当に大事だなって。今後の人生が180度変わりますから。
ふたりに共通するところは、運動神経のなさ、スポーツをしてきてないところ、完全な初心者。まわりからみたら、どう考えても無謀。「むりだろ!」「絶対できない!」って、そういいたくなるようなひたり。 でも、そんなまわりの言葉なんて関係ないよね。自分が居場所だって思えておもいっきりやる。 — ケイタ フジサワ (@keitafujisawa) 2016年6月4日
本当はみんな「こうありたい」って思ってるんだよね
ふたりのように、自分のやりたいこと、居場所を見つけることができたら、それに向かって思いっきりやればいい。やればいいんだけど、ほとんどの人はできない。
今の生活があるし、その生活を失ってしまうことが怖いから。だから、はじめの一歩が踏み出せない。
踏み出せないから、『踏み出せている人』に向かって批判を繰り返してしまう。「そんなの無理だ!」「現実を見ろ!」「世の中あまくない!」ってね。本当は、みんな自分いまっすぐに生きたいだけなんだよね。でも、それができない。
自分にまっすぐに生きている主人公のマンガが人気なのは、「自分もこうありたい」って思っているから。自分をマンガの主人公に重ねたいんだよね。
そんな簡単なことが、普通の人にはできないんだよね。 「マンガだから可能なんだ」って言われればそれまでだけど、それでもここまで人気のマンガになってるってことは、みんな心のどこかで「こうありたい」って思ってるんだよね。きっと。 それができなくて、もどかしくて、そういう誰かを批判する。
— ケイタ フジサワ (@keitafujisawa) 2016年6月4日
本当は愚直に、ただまっすぐに「そうありたい」だけなのに。つくしくんや坂道くんのようにいたいのに。どこかでブレーキがかかっちゃう。 だから、せめてこのマンガのふたりに、坂道くんに、つくしくんに、自分を重ねて物語をすすめる。 僕たちに必要なのはブレーキを外すこと。 — ケイタ フジサワ (@keitafujisawa) 2016年6月4日
僕たちに必要なのはブレーキを外すことだ
ただひたむきに、まっすぐに、自分に後悔しない生き方をするために、僕たちに必要なのはブレーキを外すこと。これだけ。『自分に正直に生きる』こと。一歩踏み出せば世界は変わる。誰かを批判して、間違ってるって言って、それで他の人の可能性をつぶすことに力をかけるなら、まずは一歩前に出てみようよ。
大きな夢を描こう。間に合わないなんてことはないよ。
ただひたむきに、まっすぐに、坂道くんに、つくしくんに、自分を重ねて、いつか同じようなまっすぐな人間になれるように。 僕たちに必要なのは「自分に正直に生きる」こと。ただそれだけ。 やりたくないことに対してグチグチ言うことじゃない。 やりたいことに対して大きな夢を描くこと。
— ケイタ フジサワ (@keitafujisawa) 2016年6月4日
自転車やってみようかな
普段からほとんど自転車に乗らないので、いきなりやってみるのはどうだろう?と思いましたが、趣味としてやってみるのもいいのかなって。
触発されてます。自転車屋さん行ってみようかな。
僕は、まんまと坂道くんに触発されてしまったみたいです。 明日は自転車屋さんに行ってみようかな。 さすがにロードバイクは敷居が高いので、クロスバイクからかな。 この熱は当分のあいだ覚めそうにない。 まだ読んだことのない人はぜひ読んでみてください。弱虫ペダル、お勧めです。 — ケイタ フジサワ (@keitafujisawa) 2016年6月4日