ケイタのしゃべり場

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言いたいことを書き連ねるブログ。

僕の友人の知り合いが宗教に勧誘された時の話 〜前編〜

ふとツイッターをみていると、気になるブログを見つけたので読んでみました。

N君と謎の男

あか男のはなし というブログにUPされていた話です。

簡単に話をかいつまむと、小学生時代の友人から久しぶりに連絡が来たので、会いに行ったら、なんか知らない人がいて宗教の勧誘をされる。そして、口論の末、最後は脅されてビクビクしながら帰ってくる。 というお話です。

この話を読んで、僕の友人の知り合いが宗教に勧誘された時の話を思い出したので、書こうかなと思います。

その方の身元バレが危険なので、多少フェイクが入ることをお許しください。

best of メンバー紹介

  • 僕の友人:A
  • 友人の知り合い:Bくん
  • Bくんの友達:Cくん
  • Cくんのバイト先の店長:Dさん

でお送りします。

B:「この間、すごい怖い目にあったんだよね。聞いてくれる?」

A:「ん、なんじゃい」

B:「実はさ…」

Bくんは当時大学生。Bくんには大学にCくんという友達がいた。大学入学当初は一緒に行動することも多かったが、3年生になり専攻やゼミが別々になると、時間が合わなくなり、いつしか疎遠になっていた。

そんなある日、CくんからBくんに連絡がきた。

C:「最近どう?就活うまくいってる?俺、あまりうまくいってなくてさ。ちょっと話さない?」

B:「久しぶりじゃんね!いいよ。俺も就活で悩んでるし、情報交換しようよ」

C:「じゃぁさ、今度の土曜とかどう?俺バイトが8時までだからそのあと会おうよ!」

B:「了解!どこに行けばいい?」

C:「そしたら、俺車だから迎えに行くよ!家の近くまで」

B:「わかった」

そして、土曜になり、家の近くのコンビニで待っているとCくんが来ました。早速車に乗り、世間話をします。

C:「久しぶりだね。元気だった?就活どうよ?」

B:「ホント久しぶりだね。いつぶりだろ?就活はあまりうまくいってないよ。まだ内定が出てないんだ」

C:「そうなんだ。俺もだよ。あっ、近くのガストでいい?」

B:「いいよ」

世間話をしながら、ガストにつきます。久しぶりに会う友人。Bくんも楽しい時間を過ごしていました。しかし、お店に入ると…

店員:「いらっしゃいませ!お客様は2名様ですか?」

C:「いえ、先に来てると思います」

Bくんの頭の中には「?」が浮かびます。でも、大学のやつがいるのかな?くらいにしか考えませんでした。そして、席に向かうと、そこには見たことない人が…。

D:「おつかれ!」

C:「お疲れ様です!待ちました?」

D:「いや、大丈夫だよ。君がBくん?初めまして、Cのバイト先の店長のDです。よろしく!」

B:「よろしくお願いします。(えっ、この人誰?なんでここにいるの?)」

Bくんは事情が飲み込めません。なぜ、Cくんのバイト先の店長がここに?でも、とりあえず席につきました。

C:「実はさ、DさんにBのこと話したら、ぜひ会って話を聞いてみたいって言うからさ」

Bくんは思いました。「たぶん、就活で悩んでるっていう話かな?社会人の人の話が聞ける場を用意してくれたのかな?でも、俺は愚痴聞いて欲しかっただけなんだけどな…」。

Dさんが口を開きます。

D:「なんか、いろいろ悩んでるんだって?話聞いたよ。就活って大変だよね」

B:「そうなんです。なかなかうまくいかなくて…」

D:「俺でよければ話聞くよ。なにかアドバイスできるかもしれないし」

そんな会話をしつつ、就活の話をしました。初めは親身になって聞いてくれていたDさん。「うんうん。わかる。そういう時って本当つらいよね。なんか全部嫌になっちゃうって感じ。俺にもあったなぁ」という具合に。

1時間くらいした時に、状況が変わります。

D:「それってさ、もしかしたら、気の流れが悪いのかもしれないね。運気が悪いのかも。ちょっと運気を変えたほうがいいかも」

B:「運気…ですか?」

D:「そう。運気だよ。俺だったら変えてあげられるかもしれないよ」

Bくんは思いました。「やばい、変なもの売られるかも。壺とか」と。しかしDさんは続けます。「店出ようか。C、車用意してきて」と。いよいよやばいなと思ったBくんですが、抜け出そうにも、ここは郊外のファミリーレストラン。タクシーが捕まえられるわけでもなく、今抜け出しても帰れない。(A:「自分でタクシー呼べば帰れるじゃん!」B:「その時はそこまで頭回らなかったよ…」)

そして、3人は車に乗り込みます。

…続く