ケイタのしゃべり場

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言いたいことを書き連ねるブログ。

おまえは、必ずいい1/9になれる 〜H2より人生を学ぶ〜

甲子園並みの連投です。早速、第2弾。H2の名言から人生の教訓を学びます。

「待ってる時間も、デートの内でしょ。デートの時間は、長いほうがいいもん。」

比呂と春華の水族館デートの時のシーンですね。待ち合わせ場所が変わったことを知らずに、雨の中比呂は時計台の前に行きますが、春華はいない。で家に帰った後に父親に知らされて、待ち合わせ場所にいった時のセリフ。このセリフには心を貫かれました。こんな女の子と付き合いたい。僕の初恋は古賀春華かもしれません。

大好きな人と過ごせる時間は長い方がいい。これは誰でも思うことです。でも、長い時間一緒に居たいから、時間通りにこなかったり、約束を守ってもらえなかったら、ケンカになってしまう。でも、それは違うんだ、と。待っている時間も一緒に過ごしている時間の一部なんだ、と。その人を想っている、その人のために費やしている時間こそが大事なんだ、と。これこそが人間の真理なんじゃないかな。

知ってます?うちには野球部がないんですって

これも古賀春華の一言ですね。すべてはここから始まった。野球部のない学校で、野球部を作って、そして甲子園に出場する。千川の野球の歴史は、比呂が作ったものではなくて、春華が作ったもの。甲子園出場が決まった時に、このセリフを部室前で再現するシーンも目頭が熱くなりました。この時にはじめて比呂と春華は手をつないだんじゃなかったっけかな。

人生の中で、何かが変わる時って、誰かの言葉がきっかけになったりすることもあると思います。あの時の一言が人生を変える。そして、自分を取り巻く環境を変える。言葉にはそれだけの重みがある。ということを胸に刻もうという教訓です。

私も初めてなの、こんなにこんなに人を好きになったのは…… 国見くんが私のことを嫌いになったとしても、私の国見くんに対する気持ちは変わらないわ

春華が三善くんに言った言葉ですね。どれだけ比呂が春華のことを嫌いになったとしても、春華の気持ちは変わらない。その後、窓の隙間から投げ込まれるストレート。そして、部屋から飛び出してきた春華に対しての比呂の一言。「I LOVE YOU  発音違うか?」これにキュンとした人も多いのではないでしょうか。比呂からのはじめての告白ですね。

この言葉もまた、人間の真理。たとえ相手が自分のことをどう想っていたとしても、自分はその人のことが好き。そしてその気持ちは変わらない。これは恋人もそうだし、家族もそう。どう思われていようと自分の気持ちは変わらない。人を愛するってきっとこういうことなんだろうな。もし、僕が自分の子供に嫌われたとしても、僕は無条件で自分の子供を愛すだろうし、その気持ちは変わらないだろうな。

時間を気にするのはプロになってからでいい 整理のつかない気持ちを吐き出した文章ってのを書いてみろ

「今回は時間がかかりそうだな」と言われた時、ひかりが言った「1時間で気持ちの整理をするから」への一言。このシーンも、ぐっとくるものがありました。

時に大人は自分の感情を押し殺してでもやらなきゃいけないことがあります。でも、その時の感情を全て出し切ることも大事。整理のつかない気持ちを吐き出した内容にこそ、自分の本当の気持ちがあって、それが今後生きていく上で大事なものになるんですよね。それを隠す必要はない。たまにはさらけ出すことも大事なんだと感じることのできたシーンでした。

ほとんどの人は手前に線を引いてるんだから。 本当の自分の限界よりも…… その一歩先の自分の可能性に気づかないままね

3年の甲子園、準々決勝。マウンドに上がったのは比呂ではなく木根。当初は3回、よくて5回、出来過ぎの7回、という話だったところが、最終的に9回を投げ切るシーン。途中、何度か交代を提案するシーンもありましたが、9回を前に、センターの比呂はベンチに下がる。木根でいくぞと監督が決断します。その時の位置幕ですね。投げ切った木根、かっこよかったなぁ。

これも、人間の真理。「もうダメだ」「これ以上は無理」「ここが自分の限界」と限界を決めてしまっているのは誰?それは自分自身であって、そして、知らずに手前に限界を置いてしまっているんだよという投げかけ。そこを越えれば、もっと違った世界が見えるはずなのに。僕もこうやってブログを書いていますが、自分の限界を勝手に決めてしまっていたら、1ヶ月と持たなかったかもしれません。こうして3ヶ月書き続けることができたのは、自分の限界を決めずに、淡々と書き続けることを決めたから。結果、はじめはほとんどの人に見てもらえなかったブログでしたが、今では見てくれている人も増えました。

 

2日間にわたって、H2の名言から人生の教訓を学んでみました。ただ、ここでは書ききれないくらい、もっともっと多くの人生の教訓が書かれています。

人生に行き詰まっている、悩んでいる人にはオススメのマンガです。

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