ケイタのしゃべり場

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ケイタのしゃべり場

言いたいことを書き連ねるブログ。

100年後の昔話はこうなる

むかしむかーし

あるところにおじいさんとおばあさんがいました。

おじいさんの日課は、山へ芝刈りに行くことです。毎日毎日、雨の日も風の日も町を2つこえて山へ行き、芝刈りをしていました。

あばあさんの日課は川へ洗濯へ行くことです。その昔、「川で洗濯していると、大きな桃が流れてきた」という話を聞いて、「少しでも家計の足しになれば…」と川へ出向いていました。

しかし、いつまでたっても桃は流れてきません。

さすがに、川に洗濯に行くのもしんどくなってきたおばあさんは、おじいさんに漏らします。

「はぁ。桃なんて流れてきやしない。いつまでも川へ洗濯に行くのもしんどいよ、おじいさん…」

おじいさんは、山へ行くことが趣味のひとつだったので、苦だと感じてはいませんでしたが、どうやらおばあさんは洗濯に行くのが苦だったようです。

「おばあさんの負担、なんとかならないものか…」

おじいさんは、おばあさん想いです。大好きなおばあさんがなんとか楽に洗濯をすることができないか考えていました。しかし、いい案が思いつきません。

ある日、町で聞いた話が、おばあさんの人生を大きく変えることになった

そんなある日、おじいさんがいつものように山で芝刈りを終え、家路に着こうとしている時、町である話を聞きます。

Amazonのプライム会員になったんだけど、即日配達ができるから便利だよ!」

「はて、Amazonとは何かな?プライム会員とはなんぞや?」おじいさんは初めて聞いた言葉に興味津々です。町の女の子に早速話を聞いてみました。

「お嬢さん、いまの話を詳しく聞かせてもらえないかな?」

町のお嬢さんは、おじいさんを警戒しつつも、Amazonのことを教えてくれました。

「なるほど。便利な通販があるんだね。でもどうやって使えばいいの?」

おじいさんは、Amazonの使い方を知りません。その時、もうひとりのお嬢さんが言います。

「私、スマホの販売店で働いているんですけど、いまから一緒に行きませんか?スマホがあれば、Amazon使えますよ!」

おじいさんは、お嬢さんに連れられ、Appleストアに行きました。そこにはみたことのないハイテクな機械がたくさんありました。そして、おじいさんはiphone6を購入しました。

使い方のレクチャーも受け、家路につきます。

「おばあさん!世の中便利になってたよ!」

早速、おばあさんに今日会ったことを話します。おばあさんはやや不機嫌です。それもそのはず。おじいさんは町で若いお嬢さんと一緒に買い物を楽しんだのだから。

おばあさんはふてくされています。

困ったおじいさんは、購入したiphoneの使い方をおばあさんに説明し、そのままあげてしまいました。

翌日、いつもどおりおじいさんは山へ芝刈りに出かけます。

おばあさんは、洗濯に行く前に、前日に聞いたAmazonの使い方に沿って、スマホを眺めています。

すると…たくさんの洗濯機が出てきました。早速、気になった商品をクリックしてみます。

なんと!乾燥機付きのものまであるではないか!

おばあさんは、早速注文します。プライム会員になったので、即日配送です。

注文して、夕方に洗濯機が届きました。使ってみると、いままでよりも短い時間で、かつ服が乾く!

おばあさんは大喜びです。なんて便利な世の中なのでしょう!

 

現代社会において、Amazonの重要性は大きい

現代社会において、Amazonの重要性は増しています。それは、どの地域で暮らしていても、都会に住んでいる人と同じものを手に入れられること、そして、手元に届くまでの時間を要さないこと。

地方だろうと、山間部の限界集落だろうと、どこだろうとAmazonで注文すれば、なんだって手に入ります。

大きな桃を手に入れることはできなくても、それと引き換えにたくさんの時間を手にすることができます。その時間を使って、おばあさんは他の仕事に手を伸ばすこともできるようになります。

なんて便利な世の中なのでしょうか。テクノロジーの進化はあなどれませんね。