「ルールだからとりあえず守れ」という世の中の危険性
そのルール なんで守らなきゃいけないのか、ちゃんと説明できる?
日本の教育は「とりあえず守れ」から始まってます。「なんで?」と聞くと「だって校則だから」以上の理由がないんです。本来なら「理不尽なルール」に気づくように持っていくべき。そして、理不尽なルールをどういう風に改善するか、どうアクションを取ればいいかを学ばせるべきです。
— プロブロガーのヨス (@yossense) 2016年6月5日
ルールを守らせる時に「とりあえず守れ」とか「ルールだから」っていう言葉でおしまいにしてないですか?ちゃんとルールがある理由を説明してますか?
たとえば、学校にマンガをもってきて読んでいる生徒がいます。この生徒にはマンガを持ってきちゃいけないって注意しますよね。
「なんでもってきちゃいけないの?」
って聞かれたらどうしますか?ちゃんと説明できますか?
このルールの説明。なんか簡単に「校則で決まってるから」って言葉で片付けてしまっているように思うんですよ。理由が説明できない。
「学校は、マンガを読むところじゃない。勉強しにくるところだからマンガは必要ない。学校の授業の科目にはマンガは入ってないでしょ?マンガからも勉強できることはたくさんあるけど、それは家で読もうね」
この説明だけでも足りないかもしれませんが、それでも「ルールだから」と言われるよりは納得いきますよね。そういうルールに関しての自分の言葉って持ってますか?
なんか、僕は「ルールだから」って言葉が大嫌いです。ルールは大事なんだけど、「ルールだから」って言葉だけで片づけるのって、思考停止状態な気がする。ただ言ってるだけみたいな。
「怒られるからやっちゃダメ!」って、それ理由になってないじゃん…
怒られないようにすることが大事みたいな感じ。そんなの理由になってない。たとえば、廊下を走ってはいけない理由。学校の廊下って、いろいろ死角があったりしますよね。危ないんですよ。教室から出る時に一度立ち止まって、廊下の状況見てから出るなんてことはしないし。人とぶつかって怪我をしてしまうかもしれないし、怪我をさせてしまうかもしれない。ちょっと考えれば、かなり危険だってことくらいわかります。
でも、廊下を走っちゃいけない理由を「ルールを守らないと怒られるから」って。それ、違くない?将来、車の免許とったらその子はどうなるの?もっとちゃんとルールを説明しようよ。ルールになるってことは、何か危険があったり守らないと大惨事になるからでしょ?学校の先生、ちゃんと説明してる?(してると信じてますけど)
やばいなこの話。ブラックジョークじゃないんだもんなぁ。 / 小さい子に当たるやろ?! 石投げを注意しないアホ親を見て気づいた「腐った根っこ」 | ヨッセンス https://t.co/O0CxeRlyv8 pic.twitter.com/yoCWiDVc4y — イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月7日
「怒られるからやっちゃだめ」という教え方をしている親は、ほんと多いですね。ヨスさんのいう通り、学校はまさにその仕込み方ですが。そりゃ、生きにくくなりますよねぇ。https://t.co/u00Bi3u3r0 pic.twitter.com/1UTx5pz0WI
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月7日
「ルールを守らないと怒られるから、ルールを守る」「とりあえずルールを守っていればいい」という思考が根本的に間違っているのは、ルールはぼくらの手で変更可能であり、時代に応じて変更されていくべきである、ということです。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月7日
舛添さんが「法律には違反していないが〜」とか言うのも根本的に間違っていて、法律を作るのは、あなたたち政治家の仕事ですw まぁ、あれはわかってやっているんだと思いますが…。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月7日
怒られることと倫理的に正しいことは真逆
倫理的に正しいことだとしても、ルールから外れれば、罰せられる。これが難しいところです。そうなると、人は倫理的に正しいことよりもルールを優先します。本当に大事なことを見ることができない。
これはなぜかというと、「ルールを破ると怒られる」からです。怒られたくないですからね。ルールを優先しますよ。子供だって大人だって。ルールをマモていれば怒られないですし、責められないですからね。
でもね、その先に何が残るの?もう、その人の成長はないよね。ルールが違っていると思ったら、変えればいいんですよ。正しい有り様に。
でも、それってなかなか難しい。今あるルールを変えていくよりもルールに縛られている方が生きやすいから。そんな世の中のルールを正しい方向に導いていくのが政治家の役割なんですけどね。舛添さん、「法律に反していないから」って言ってましたけど、舛添さんは法律を正しい方向に導く人です。もっと倫理観を大事にしてほしいな。
「怒られること」と「倫理的に正しいこと」は無関係どころか、逆だったりしますね。倫理的に正しい振る舞いをすると、周囲から疎外され、ときには罰せられる。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月7日
ぼくがすごく好きなのが、「赤ちゃんを斡旋」して罪に問われた菊田昇医師の話。 / 菊田昇 - Wikipedia : https://t.co/ADH86742qo
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月7日
菊田医師は倫理的に正しいことをしたけれど、法律には違反していた。だから、罪に問われた。けれど、彼のアクションによって、多くのこどもの命は救われ、養子縁組制度も変わった。真似しようと思ってもできる話じゃないですよ、こういうのは。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月7日
こうやって、正しい方向に舵をとっていく人が国には必要なんですよね。そういった意味では、若いフレッシュな声を政治に反映させるという18歳からの政治参加はある意味正解。ここに被選挙権も18歳以上ってなってくると面白いんですけどね。それは、当分無理でしょうね。
「法律(ルール)の方がおかしい!」と突き抜けられるほど、人は倫理的じゃないんですよね。ぼくも含めて。99.99%の人は、倫理よりルールを優先して、思考停止、行動不能に陥る。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年6月7日
まぁ、ルールとか倫理観とかってデリケートな話ですからね。デリケートな部分をうまくケアしていくってかなり労力がかかるし、すぐには変えていくのも難しいでしょうね。だんだんと変化していけばいい。一番怖いのは、ルールに縛られて、何も変わってかないこと。僕たちには世の中を変える力があるので。
デリケートといえば
夏が近づいてきてます。女性はムダ毛のケアだったりデリケートな部分のケアだったり、大変な季節がきましたね。それはもう、政治とかルールとか、そんなことよりも自分のことで手がいっぱいですよね。そうですよね。
そんな女性の方たちに、少しでも力添ができればと。舛添と力添って似てますね。
デリケートな部分のケアには、こちらがおすすめです。気になっている方はぜひチェックしてみてください。