東京一極集中は日本を救うのか?
東京一極集中は日本を救うのか?
イケハヤさんのツイートで『東京一極集中』について言及されていたので。その内容をまとめて記事にしてみました。
東京一極集中もいいですが、これからなかなか収入もあがらない時代がきて、それでいて生活コストは上がり続ける東京。
そのなかに集中して人が暮らすことはできるのか?
10年後は今ある仕事の50%はなくなります。テクノロギーの進化によって。ますます収入格差が生まれます。
東京は暮らしにくい地域になるのは明白。それでも東京一極集中は日本を救うのか?
そのぶん、地方に移住すればますます生活コストはかからなくなるし、生活しやすくなる。仕事もリモートでできる内容も増えると思いますし、田舎の方が可能性が広がるんじゃないかな?
なんて、いろいろ考えさせられる『東京一極集中』。さっそくイケハヤさんのツイートをみてみましょう!
ここからはイケハヤbotです
期待して読んだけど、すごい残念な本だった…。テクノロジーによる雇用の減少、格差や貧困はどうするんだろ?/ 市川 宏雄 の 東京一極集中が日本を救う (ディスカヴァー携書) を Amazon でチェック! https://t.co/bD8C92nrkc @さんから
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
「東京一極集中」の最大の懸念点は、シンプルにいって「家賃の高騰」ですかね。ロンドンでもニューヨークでも、これが大きな問題になっているわけです。いつまでも自己責任にできるわけもなし、東京はどう対策するんでしょうねぇ。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
そうなんですよ。生活コストの問題が東京にはあるんです。そう簡単に東京で生活できると思ったら大間違いなんですよ。
家賃が高騰することで、コミュニティはさらに分断される。貧乏人、子育て世帯、社会的弱者は都心部から排除される。今よりもさらに、収入によって生活エリアが分かれるようになる。言うまでもなく、既にそうなりつつありますよね。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
東京で生活できなくなったら、人はどうなるの?日本から排除されてしまうの?
不安が不安を呼びますね。
今後東京では、「家賃の高騰」と「外国人観光客の増加」ことが同時に起こると思われる。そうなると、どうなるか。家主は保有物件を、賃貸物件としてではなく、民泊物件として貸し出すようになる。その方が儲かりますからね。で、賃貸物件の供給が減り、さらに家賃は高くなる。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
住む場所さえなくなってしまうんですね。これで『東京一極集中』って。どう集中すれば良いんですかね?
若くて健康な労働者でも、一度うつ病で失職すると、もう家賃が払えなくなり、東京から排除される。どうしても残りたければ、劣悪な物件に住んで、治療を続けないといけない。東京が「弱者に優しい街」になればいいですけど、知事の姿を見るに、その気配はない…。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
弱者に優しい街は、もはや東京にはないですよね。となると、今のうちから地方に移住して、地方で仕事を創造するほうが、生き残れるんじゃないかな。
東京一極集中論者の方は、明らかに来る「家賃の高騰」という現象に対してどのような解決策を考えているのか、それが伺いたい。「家賃規制」の議論も進めないとまずいですよ。/「家賃の上限を法的に規制する」のは、ありかなしか? https://t.co/5Dj38srk3P — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
生活コストが大幅に下がれば、東京でも生活できますけどね…。さすがにそんな制度が確立される兆しはない。うーん。
東京で子育てするのは、ますます「無理ゲー」になっていくでしょう。今はどこでも仕事できる時代なんだから、できる人はどんどん地方に移住して、地方を元気にした方がいいと思いますけどね。日本全体を考えれば、その方が賢い。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
そうですよね。地方で生き残る方法を模索したほうが幸せになれる気がします。
田舎はいいですよ。ぼくの住んでいるあたりだと、家賃1万円の家とか普通にあるし。限界集落から発信しておりますが、もちろんネット環境も完備。生きていくだけなら、お金はそんなにいらない。これが今の日本において、どんなに豊かなことか。バブルのおっさんたちにはわからないのでしょう。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
今となっては、どこに住んでいても東京とほぼ変わらない生活ができますからね。東京じゃないと手に入らないものは特にない。強いて言えば、ファッションが大好きな人は、地方だと実際に試着してくることができないくらいですかね。
まぁ、たまに東京にでて、ファッションを楽しめばいいだけなんですけどね。飛行機でも新幹線でも、東京にはすぐに行けるし。
なお、ぼくは「東京一極集中」に反対しているわけではありません。というか、どうせ集中していくでしょうし。問題視しているのは、このままだと都市部の格差と貧困が苛烈になること。弱者に優しい街になるのなら、一極集中は合理的です。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
このままの状況だと、一極集中化はあまり歓迎できないですね。
でもまぁ、田舎の方がビジネスチャンスあって面白いっすよ。東京じゃ、もう新しいものは作れませんよ。人多すぎて、コストも高すぎて。「発展途上国の方がビジネスチャンスがある」みたいなレベルで、「田舎の方がビジネスチャンスがある」。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
というわけで、「世の中面白くしてやんぜ!」という方は、ぜひ高知に。坂本龍馬という人材が育った理由は、ここに来ればわかりますw 高知は自由ですよ〜。日本の外国ですね、ここは。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
以上、高知移住促進活動でした。限界集落はどしゃぶりの大嵐です。明日は晴れるかな。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月16日
田舎に引っ越す若者が増えない理由は何か…とか考えていた。大学卒の人が、大学で学んだことをいかして楽しく働ける仕事がないこと、かなと思った。「地域おこし協力隊」とかは、そういう仕事のひとつなのでしょうが。そういう楽しい田舎での仕事を紹介する就活説明会とか、増えたら違ってきそう。
— 木村すらいむ (@kimu3_slime) 2016年5月16日