クリエイターの発想脳ってこんな感じ
貨幣論というキーワードから何を連想する?
『貨幣の価値』とか『経済情勢』とかの話を展開するのが評論家。中途半端に『貨幣制度』に言及するのが一般人。
クリエイターは、自分の成し得たい事象に対して『貨幣論』を結びつける。
この違いって大きいと思います。自分の力で仕事を生み出している人は、あらゆる事象に対して「ビジネスチャンスはないかな?」と探しているものです。
イケハヤさんが面白いツイートしているのでぜひ参考にしてみてください。
貨幣論の話がめちゃくちゃ面白かった。もっと勉強しないと。新しい時代の地域通貨作りたい。貨幣システムのデザインとか超面白い分野だと思う。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
地方創生への価値付けをしています。日本は『円』という統一通貨を使用していますが、別に『円』を使わなければいけないわけではないですよね。電子マネーだって使われているわけですし。地方によって、『円』だけでなく使用できる通貨・貨幣があってもいいわけです。地域振興券とかと考え方は同じですね。
その地域のゆるキャラが印刷されている紙幣とかあったらいいな。全国で使えるんだけど、その土地に行かなきゃ手に入らない、みたいな。くまもんとかふなっしーとか。それだけでも観光客が増えて、地方が盛り返すんじゃないかな。
うまく地方移住に結び付けられるアイデアないかなぁ。
貨幣の話から『信頼資本』という話にまで結びつきます
ここまでくると、難しい話ですね。ちょっとついていけなくなってきました(笑)勉強不足です。
信頼資本をツイッターのフォロワー数で計るところもすごいですよね。どういう発想脳を持ってるんだろう?
ぼくの最近の関心は「信頼資本は貨幣よりも強烈に偏在する上に、貨幣よりも再分配が難しい」ということ。「ツイッターのフォロワー数」ひとつとっても、分布はかなり偏ってます。 from https://t.co/gqmEVo0reW pic.twitter.com/AByUEPSyfQ — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
デジタル上の影響力はこれからますますリアルな経済に紐付いていく。ぼくはフォロワーが6万人いますが、このくらいいると、極論、一銭も使わなくても生きていけるようになる。ほしいものは読者のみなさんがくれますから。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
これから先の未来は、直接つながるよりもデジタル上でつながる機会の方が増えていくんでしょうね。家から出なくても生活できる社会になっていくのかな。学校もすべてネット上での繋がり。飲み会なんてのも実際に会うことなくネット上で開催されるのが当たり前になるのかな?
そうなると、貨幣自体が必要なくなっちゃいますけどね。
だから、ぼくはいいんですよ。影響力に紐づく経済への参加者が増えれば増えるほど、ぼくは上位に押し上げられていきますし。実際、売り上げはどんどん増えています。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
考えたいのは、こうした影響力をどう再配分するか。持てるものが、持たざるものにどう分け与えるか。お金と違って、「与えることでより増えていく」メカニズムも見られるでしょう。さながらそれは錬金術。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
「影響力をうまく再分配していけば、強力な影響力を持つその人も、さらに高い影響力を持つことができる」というのは面白いモデルだと思うんですよね〜。これは「ポスト資本主義」の道になるのではないかと。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
すでについていけなくなってます。でも、こういった難しい言葉の羅列から新しい言葉が作られていくんですね。勉強になりました。抽象的な考えをどんどん具現化していく感じですね。
ここまでのツイート、ほどんどの人は何を言っているかわからないと思います。なんせ、ぼくもよくわかりませんw こういうテーマを言語化していくのが、執筆業の楽しいところなんですよねぇ。徐々に、徐々に言葉を獲得していく感じ。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
影響力の偏在っぷりは残酷で、ぼくはどうやってもツイッターのフォロワーで、堀江貴文さんや佐々木俊尚さんを抜けないんですよねぇ…。コンテンツの質がいいのは前提ですが、「持てるものがさらに多くを持つようになる」メカニズムが強烈に働いている。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
んで、これからツイッターを始める人は、同様にぼくのフォロワー数を抜くのは容易ではありません。今はまだそう感じる人はいませんが、こうした現象を「不平等」だと考える人は増えていくはず。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
時代がSNSに完全にシフトした時に「あの人はずるい!」とか「たくさんフォロワーいるから成功しているだけ!」なんていう人が増えるんでしょうね。それまでの努力と先見の目は棚に上げられて。
未来なんて実際読めない からその時その時の状況にスピード重視で飛び込めるかが重要ってこと
別に煽るわけじゃないですが、これからの社会は、変化のスピードが加速していきます。「インターネットが普及した」「スマホが普及した」とかの比じゃないですよ。2020年は、2010年と大きく違ったものになる。2030年はもっと強烈に変わっていることでしょう。 — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
これ、1年くらいはイメージつくけど、3年くらいになるとイメージがわかないから、誰かにやってみてもらいたい。。 https://t.co/p84kRLzIIm
— けんすう (@kensuu) 2016年5月8日
ここも面白い論点ですよね〜。「信頼資本の換金」も、やり方によっては「換金すればするほど、信頼資本が蓄積していく」かたちにできそうだなと。家入さんとかそんな感じかもしれません。 https://t.co/jx35Sb0SEz — イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
「信頼を換金すると、どんどん信頼がなくなっていくんじゃないか?」みたいな不安に、多くの人が向き合うようになるのだろう。寄付型のクラウドファンディングを何度も成功している税所篤快さんなんかは、このテーマを考える上でいいサンプルになりそう。
— イケダハヤト (@IHayato) 2016年5月8日
なんか、小難しい話でしたが、今回は「クリエイターの発想脳」はこんな感じでシフトしていくということが伝わっていれば大丈夫です。
ネット社会に飛び込むのはまだギリギリ間に合いそうですが、5年後はもう間に合わないかもしれません。
今のうちに、ブログなりnoteなり、自分のベースを完成させておくといいかもしれませんね。もちろん、拡散するTwitterやFacebookなども並行して。イケハヤさんのマインドを覗ける著書を紹介しますね。