やる前にアドバイスしてもらっても、結局やらない事実
やってもいないのに『アドバイスください』はムダ
こういう→ https://t.co/a5m357FKUf 「若者にアドバイスしたよ!」系のエントリを書くと、すぐ「僕の相談にものってください」みたいな連絡が来るんだけど、あたしは「既にリスクをとって行動している」という人以外には会ったりしない。(続)
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年4月23日
だって、リスクとって行動する前に他者のアドバイスをもらおうとする人って、どんなにアドバイスをしても一生リスクなんて取らないから。しかもたいていこの病気にかかってる→ https://t.co/WreQdQDFT9 — ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年4月23日
激しく同意ですね。
「どうすればうまくいきますか?」
「ネットで稼げるようになるためにはどうしたらいいですか?」
「ネットビジネスで成功したいんですが、何をやったらいいですか?」
そんなの、ブログで成功している人に聞いても、教えてくれません。
なぜかって?
だって、「まだ何もやってない」でしょ?そこにどんなアドバイスをするの?というお話。リスクも取らないで、アドバイスだけ聞いても、結局やらないんでしょ?
「ネットで簡単に稼げます!」なんて言葉を見て、自分もできるかなぁと思う。そしてアドバイスくれくれ…。うん、それは違う。
アドバイスを求める前にまずはやってみなよ
スタート地点にすら立てていない自分に気づくこと。成功者は、行動しています。行動して、エラーを見つけて、修正していく。その過程で、どうしても乗り越えられない壁が出てきたときに、相談するわけです。自分よりも優れている面を持った人に。
この繰り返しですよね。何もやってない、何も持っていない、何もリスクを抱えていない人にするアドバイスなんてないんです。
それこそ、有料ですよ。ただで情報を得られるはずもありません。
例えば「ブログのアクセスをあげる方法が知りたい」ということ。これはブログをやっている人は誰しも思うはずです。で、いろいろ調べてみます。
ネット上に書かれていることのほとんどは、
「良い記事を書く」
「記事を量産する」
「文字数は1000字以上」
と書かれているわけですが、それを読んで、
「良い記事ってなんだ?」とか思うわけですよね。で、「良い記事って何ですか?」という質問をする。これはムダです。
「良い記事」というのは、人それぞれ違うし、時代によっても変わります。そんなの、答えはないんです。
一番いいのは、『まずは書いてみる』ですよね。自分で書き続けてみて、「アクセスの多い記事は何か?」「アクセスの多い記事の共通点は何か?」「外部メディアを通してのアクセス数はどうなっているか?」自分なりに考えてみることです。
生活かかってるんなら、必死にやるよね?
これ、生活がかかっていたら、必死にやると思うんですよね。でも、生活がかかっていない人は、自分で研究することをしない。楽してアクセスアップを狙う。
手っ取り早いのは、成功者に聞いちゃうことかもしれませんね。これ、会社で働いていたら、それでもいいと思うんですよ。
上司に聞く。すると上司は教えてくれますよ。部下に仕事の仕方を教えて、成功させることが上司の責務ですからね。それで、上司の評価も上がるし、企業も繁栄していくわけですからね。
でも、「ネットビジネスで成功したい」「ネットで稼ぎたい」と思って、成功している人に相談しても、相手に旨味はないんですよ。あなたが成功することで、相談を植えた人に何かが残るならそれでもいいですが。基本何も残らない。
そこに時間をかけるのはムダなんです。はっきり言ってしまうと。
でも、相手も人間です 必死にやっている人には手を差し伸べます
でもね、人間ですから、生活がかかってて、かつ必死にやっている人。ここでいう『リスクを取っている人』を目の前にしたら、相談に乗ってあげたいって思いますよ。
ちきりんさんは、そういうことを言いたかったんじゃないかな?
僕も同じです。必死にやっている人に対しては、救いの手を差し伸べたいと思ってます。でもその感じが見えない人には、何もアドバイスできない。
アドバイスって、たぶん成功するための『掛け算』なんですよ。
でも、やる前から簡単に『掛け算』の答えを求めてはいけないと思うんです。だって、スタートはみんなゼロ。ゼロに何をかけても答えはゼロ。意味がない。
まずは、リスクを取って、自分に『足し算』をしていくこと。そこで初めて、『掛け算』というアドバイスが響きますからね。
まずは、リスクとって必死にやってみたら?
地方に移住して、自分の力で生活をなんとかする、っていうのもいいかもしれませんね。