ケイタのしゃべり場

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何かを始めるときに『勇気』がでない人が読むべきマンガ

『勇気』の出し方がわからない人へ

何かを始めるときに、フットワーク軽く一歩を踏み出せればいいのですが。なかなか踏み出せずに躊躇してしまう。『勇気』がでない。

という方にお勧めのマンガがあります。

このマンガの注目すべき点は、主人公ではないというところ。

主人公は、何事にも挑戦。自分より強い敵にも勇敢に立ち向かいます。そして、どんどん強くなっていく。いわば王道の物語です。

そんな勇敢な主人公と一緒に冒険を続けている、臆病なキャラクターがいます。自分より強い敵に出会ったときに、まず脳裏をよぎるのは『ムリ』という言葉。そして、なんとか逃げられないか考える。

でも、仲間を守るために、逃げるわけにはいかない。臆病ながらにも闘い続ける。そして、人間的に成長していく姿が描かれています。

このキャラクターに自分を重ねた人も多いのではないでしょうか?そして、このキャラクターの成長を毎週楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか?

不朽の名作です。

『勇気のしるし』はこの人のためにある。そして、このマンガを読んでいるみなさんのためにある。

その不朽の名作とは?

ここまで読んで、すでに頭によぎったマンガがあるかもしれませんね。

そうです。『ダイの大冒険』です。

かつて世界と人間は、強力な魔族である魔王ハドラー率いる魔王軍によって征服されようとしていた。しかし、勇者とその仲間たちによってハドラーは倒され、モンスターも魔王の支配から解き放たれ、世界に平和が訪れた。
それから十数年後。モンスターが平和に暮らす怪物の島「デルムリン島」で、勇者に憧れる、唯一モンスターでない少年ダイが、心優しい鬼面道士のブラスに育てられながら、ゴールデンメタルスライムのゴメちゃんを始めとする友達のモンスター達と共に暮らしていた。
時に島に現れた悪い人間を撃退し、時にさらわれたゴメちゃんを助けに島を飛び出したりしながらも平和に暮らしていたが、ある日ゴメちゃんを除いた島のモンスターたちが凶暴化してしまい、ブラスから魔王の復活を聞かされる。狼狽するダイだったが、そこに勇者の家庭教師を名乗る謎の人物アバンとその弟子の魔法使いポップが現れ、島を結界で覆いモンスターたちを魔王の支配から救うと共に、ダイを弟子にして、秘められた力を開花させていく。
しかし、そこに復活したハドラーが現れ、アバンがかつて魔王を倒した勇者であること、自身がハドラーを超える力を持つ大魔王バーンの力で蘇り、再び地上を制圧するために新たな魔王軍が編成されたことを語り、アバンとその弟子たちを殺そうとする。
アバンは弟子を護るために自己犠牲呪文(メガンテ)を使うが、ハドラーは辛うじて生き残る。絶体絶命の窮地の前に、ダイの額に奇妙な紋様が浮かぶと、謎の力が解放されてハドラーを撃退した。その後、アバンの遺志を継いだダイは、ポップと共に大魔王を倒すことを決意し、デルムリン島から旅立ち、様々な出会いと戦いを経験していく。

主人公のダイが、ハドラー、そして大魔王バーンを倒すために闘い成長していく物語です。

でも、本当の主人公は、ダイではなく『ポップ』なのではないかという説もあるくらい、ポップという人間の成長がすごいんです。

ポップは臆病者だし、楽したがりです。自分に自信がないんですよね。なので、何かあったら逃げる。他のキャラクターが困難に立ち向かっていく場面でも、逃げる。『ムリ』っていう言葉を残して。

それでも、仲間のために、ダイのために、臆病な自分を奮いだたせて戦う。その姿に心を打たれた人も多いはずです。

ポップって僕たちと同じなんです

僕たちも同じですよね。「こんなのムリ」とか「仕事行きたくない」って逃げたい気持ちを持っている。

でっも、僕たちとポップの違うところは、ポップには信念があります。それは、『仲間を守るために、いくら自分が叶わないと思った敵でも最後は勇気を振り絞る』といいところです。

僕たちのほとんどは、「新しいことを始めたい」と思っても一歩が踏み出せない。そこに言い訳をつけて逃げてしまう。で、自分の好きなことをしている人を批判してしまう。「好きなことばかりやっていても成功しない」って。

本当は、自分も好きなことをして生きたい。でも、その一歩を踏み出す『勇気』がない。だから、誰かを批判して自分を保つ。すごく楽ですよね。でも、ポップはそうしなかった。状況を批判することは意味のないことだって気付いたから。ポッポは最後まで臆病な部分を持ってました。それでも、いつも『勇気』を振り絞って戦ったのです。だから、涙を流すことができる。

『勇気』が欲しい人はポップを見てほしい

「このままじゃダメ」だって思っている方。新しい一歩を踏み出すためにまずはポップの行動を見てみてはどうでしょうか?

きっと、そこには僕たちがこの時代を生きていくヒントがあるはずです。

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