教えを請うな 真似ろ・盗め!
教えてもらった仕事なんて、すぐ忘れるよ
新入社員として、会社に入ると、初めの1ヶ月くらいは座学研修が行われますよね。社会人としてもマナーから、仕事の仕方、仕事への姿勢などいろいろ教えてくれます。でもね、忘れちゃうんですよ、すぐに。なんでだろう?
それは、自分が経験してないことだから。いくら話を聞いても、他人事。それと、忘れちゃう要員としてもう一つ。正論しか教えてもらえない。
「商品を売るときはお客様の立場に立って考えましょう。なぜ必要なのか?どういう使い方がしたいのか?を考えることです」
なんて言われてもねぇ。
考えることは大事。本当に大事。これ、正解なんですよ。考えるのは。そげての仕事に共通する。「相手が何を求めているのか」ってことは。
でも、新入社員に座学研修でそんなこと言ったって伝わらないですよ。実際の現場に立ってないんだから。ってことで忘れます。
結局、経験したことでしか、人は考えないし覚えてないんですよね。
大きなクレームをもらったことって忘れないですよね?
こういうことです。経験したからこそ、忘れない。同じ失敗をしないように、と心に留める。これが経験値です。
だから、「お客様の立場に立って」というのも、実際のお客様を目の前にしなきゃわからないんですよ。会社は、座学研修に時間とお金を使ってないで、とっとと現場に出したほうがいい。1日でも早く。
新社会人のみなさま、座学研修で学んだこと、どう活かします?研修の内容理解できただけで、仕事を理解した気になってませんか?それ、大いなる勘違いですよ。実際にやってみないとわかりません。
僕のことを例に出してみると、ブログを始める前に、いろいろ『収益を上げるには』みたいなの調べました。で、「いけるんじゃない?」って思って始めましたが、そんなに簡単じゃなかったですよ。そりゃ当たり前のことなんですけどね。
で、「どうしたらたくさんの人たちに読んでもらえるかな?」「どうしたら、自分の伝えたいことを届けられrかな?」と考えて、ツイッター使ってみたり、他のブロガーの方の記事見て、書き方を変えてみたりしているわけです。
で、自分の軸である『家庭学習の勧め』というジャンルで記事を書いて、伝えていけているわけです。
で、たどり着いたのは、
『誰もブログの書き方の正解を知らない』
ということと
『それでも成功している人がいる』
ということです。
成功している人たちの記事を見ても、切り口はたくさんあるわけです。
これ、会社での仕事も同じで、
『正解の営業の仕方なんてない』
ということと、
『それでも営業成績がいい人がいる』という事実です。
教科書には載ってないんですよ。正解なんて。
だから、成功者の仕事を真似る・盗む
これが大事になってきます。少なくとも、現状の成功者の仕事の仕方を真似ればそれなりの成果は出ます。そして、真似し続けることでポイントが見えてきます。
会社には、ありがたいことに成功している社員が全社員の2割はいます。その人たちの仕事ぶりを見て、真似して、盗む。これが重要なんです。
「◯◯さんが、この仕事は〜だって言ってました」
じゃなくて、その人がどうやって仕事しているのか実際に見て盗んで。成功している人のほとんどは感覚で動いているから、それを言語化できません。ということは、その人の動きを直接見ないと仕事は盗めないわけですから。
とりあえず、現場に出て、ぴったりと張り付いて、
- 話し方
- 笑顔のポイント
- 声のトーンが変わる瞬間
- 身振り手振り
- 情報の集約の仕方
あますことなく盗んでみましょう。これが、成功の法則です。『会社の仕事の仕方を覚える』より、『どうしたら成果が出せるかを成功者から盗む』ほうが、成長しますよ。
会社の仕事を覚えても、他の会社では使えませんからね。成功者の法則を盗むほうに注力してください。