聞かれたら答えよう
聞いてないことに答えるということ
仕事でも日常でも、どちらでもなんですが、聞いていないのに急に「それはさ、こういうことだよね」と答えを教えてくれる人っていますよね。
特に答えを求めているわけでもなく、ただ「こういうことがあったよ」という話をしているだけなのに。
こんな経験はありませんか?
僕は、結構あるなぁ。なんていうか、誰かから聞いた話を「そういえば…」って具合に話しているだけなんですが、どうしても答えを伝えたいのか。そういうときに限って、「だからお前の考え方はダメなんだよ」とかダメだしされたり。うーん、あまりいい気はしないですよね。話したくなくなっちゃう。
こんなことがありました
先日もこんなことがありました。
知り合い5人で飲みに行ったんですけど、そこで昔話になったんですね。高校が同じ人がいたので、
「そういや高校のあの先生がさ、授業中によく言ってた口癖覚えてる?」っていう話から昔話に花が咲いたんですよ。モンブランの話になったんですけど、そこで他の人が急に「モンブランってなんでモンブランっていうかわかる?」みたいなことを言ってきたんです。まぁ、特に意味もない雑談だったんで、そこに関しては特に何も感じていなかったわけですが。
「いや、知らないなぁ。なんでモンブランっていうの?」と聞くと、その人の開口一番飛び出してきたのが、「えっ、モンブランのこともわからないのにその話してたの?ありえないわぁ」となぜか中傷されて…。
えっ、モンブランのこと知らないと話しちゃいけないの?ってなりました。そして、その人は続けます。
「モンブラン好きだって言ってたけどさ、モンブランのこと何も知らないじゃん。本当に好きだったら、調べると思うんだよね。結局、好きじゃないってことだよ」
ん?なんでモンブランが好きじゃないってことになるの?えっ、それがわからない…。
好き嫌いは自由でしょ?
僕が「モンブランについてわからないから教えて」といったならそう言われてもしょうがないかなって思うんですけど、好き嫌いって自由じゃないのかなって。
別に、好きだからなんでも調べるっていうわけじゃないし、好きにもレベルがあってさ、調べるほどじゃないんだよ。毎日食べたいわけじゃないしさ。
と言いたいのをガマンして、「そうなんだぁ。知らなかった。勉強になったよ」と伝えました。
話がなんだかグチっぽくなっちゃいましたね(笑)
要するにまとめると
この経験から学んだことは
- 好きだといっても個々のレベルや感じ方は違う
- いきなりダメ出しされるのは凹む
- あまりにひどいと話したくなくなる
- 聞かれたら答えればよい
ということです。
このタイトルにある『聞かれたら答えよう』というのも、相手が求めていないことをこちらから伝えても、それは単なる自己満足にしかならないということ。
このブログもそうですよね。日本の人口1億人すべての人にとって必要な内容ではないんです。必要としない人に対して、
「こういうことだよ。そうでしょ?わかってよ」と発信しても仕方のないことです。
「僕はこう思ってます。なので、この情報が必要と感じたら、持って帰ってください」というスタンスでいいんです。
モンブランの話も、『モンブラン大好き!モンブランの話しかしたくない!』という人だったら必要とするわけですから。
うん。聞かれたら答えよう。これが僕のルールです。