ケイタのしゃべり場

ケイタのしゃべり場

言いたいことを書き連ねるブログ。

痛天街SCRAP 

痛天街SCRAPというマンガ

週刊少年ジャンプの2016年9号に読切で掲載されたマンガ 痛天街SCRAP(つうてんがいすくらっぷ)。

臼井彰一先生が描く『超痛快街角バトルコメディー』です。

スクリーンショット 2016-02-24 1.45.49

内容は、よくある展開

マンガの内容は、

神も仏もいない荒れた街で、ひとりのピザ屋の少年が荒れた街の秩序を守る という内容です。

ジャンプらしい 『努力・友情・勝利』の3原則に沿った内容ですね。弱きものを助け、悪を倒すという話です。

まぁ、よくある物語なので、衝撃はあまりないのですが…。展開や笑いの取り方もベタなので、ワクワクする感はそんなになく、まぁ予想通りだなっている内容です。

「だったら、なぜ紹介するの?」

という話になると思いますが、このマンガを読んで、気になる言葉の使い方があったので。

みなさんは『悪餓鬼』と書いてなんと読みますか?

普通に読めば、 わるがき ですよね。でも、ジャンプにそんな当たり前の言葉は出て来ない。特に、こういったバトル系の読切では、何かと厨二病チックな表現が出てきますよね。

これが、また面白いんですよ。僕はこういうのが大好きです。

このマンガでは『悪餓鬼』を『グーフィー』と読んでいます。

グ、グーフィー!?そんな…グーフィーって悪餓鬼って意味だったのか…あいつ悪餓鬼だったのか…そんなわけないだろ…。

さぁ調べてみよう!

ということで、早速、『悪餓鬼』は『グーフィー』と読むのか。『グーフィー』とはどういう意味なのか。調べてみました。

スクリーンショット 2016-02-24 2.00.22

グーフィー (Goofy) は、をモチーフとしたディズニーアニメキャラクター利き手は左。本名はグーフィー・グーフ (Goofy Goof) 。

なるほど。グーフィーって左利きだったんだ。えっ、左利き?スノボもグーフィーって、ここからきてるのかな?

ということで、こちらも調べてみました。

グーフィーはスノボだけではなく、一般の英会話でもよく使われる言葉で意味は「ちょっと変わった」「人と違う」「アヤシイ」「普通じゃないけど」って感じの意味です。 スノボが発達した米国西海岸のノリでは「ちょっと変わっててカッコイイ」って雰囲気があります。

なるほど。ちょっと変わった ということでグーフィーなんですね。右利きが多い中だと確かに左利きは珍しい。ちょっと変わったイメージです。そこからきているんですね。

なるほう、こういう言い回しですね?

ということは、『悪餓鬼』を『グーフィー』と呼ぶのは、善人からちょっと外れている悪人だから、ということでしょうか。

でも、この痛天街には、神も仏もいない。無法地帯で、こんな悪餓鬼だらけなんですよね。ということは、すでにグーフィーじゃないような…。

というのはおいといて、このマンガ設定がかなり凝っています。

設定、凝りすぎ感はある

アンラッキー・セブンというグーフィーが昔は街を牛耳っていたらしく、その7人は、各々が各曜日に悪さをしていたらしいですが、本編にはマンデーとサンデーのみの登場。これは、連載を狙った伏線でしょうけど、読切の中にいろんな情報が入り込んでいて分かりにくい。しかもメインの街が痛天街ということで、この狭い範囲で今後7人全員登場するの?敵としても出てきそうだよね。忍空みたいに。

でもまぁ、グーフィーって言葉の意味がわかったので、僕は満足です。

みなさんも、読む機会があったら、ぜひグーフィーに注目してみてください。