ケイタのしゃべり場

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言いたいことを書き連ねるブログ。

With you  〜La'Cryma Christi(ラクリマクリスティ)〜

1990年代って、ヴィジュアル系の最盛期でしたよね。GLAY・L'Arc-en-Ciel・LUNA SEAX JAPAN…。数多くのバンドが音楽シーンを彩っていた時代です。sophiaも人気でした。

そんな時代に活躍したバンドです。僕自身、あまりラクリマの曲は知らないんですが、この曲のインパクトは大きかった。今でもたまに聴きたくなる曲です。

見た目も、ハデなヴィジュアルバンドですが。この曲からにじみ出る『愛』っていうんですか、なんていうか高校生だったころを思い出すなぁ。結構、メロディアスな心に響いてくる曲なんですよ。一回聞いてみて欲しい。歌詞も、もうまっすぐですよ。「もう君なしじゃ生きられない」ですからね。サビのスタートが。僕には失恋の歌、未練の歌にしか感じられないですが…。

終電車 見送る人の群れ 眺めてた 過去の自分を背丈の似ている彼に写したり 無邪気に人を信じられない時代 揺れながら ピュアな愛などこの世にないと諦めかけてた

この時代のヴィジュアル系の歌って、入り口がだいたいネガティブなんですよね。「もう、この世にはなにもない」「もうなにも期待できないし、しないよ」みたいな。物語がここから始まるんです。

離れた夜空をみると 妙に切なくなり 体が1/2にだけになった気さえするよ

あなたがいないと、こんなにも悲しい気持ちになるんだ。自分が自分じゃないみたいだ。僕の心はどこにいってしまったんだろう。てきは感覚ですかね。失恋した時って、確かに自分はここにいるんだけど、なんかそれが偽者の自分みたいな感覚あります。現実を受け入れなれない感じです。

もう君なしじゃ生きられない so 気づいてた いつからだろう 見つめられて 泣きそうな夜は きつく抱きしめていたい もう悲しみはいらないから so 傷ついた 涙をふいて 時を越えよう 瞳を閉じて 折れそうな君の肩を抱くよ

今でもまだ君を想ってるよ なんて考えながら楽しかったことを思い出したりして。それで、涙が出てきてしまう、そんな状況ですかね。そんな時は君を抱きしめていたいんだ。っていっても、そこには君はいないので、瞳を閉じて、心の中で君の肩を抱きながら涙を流す。そして、眠る。みたいな解釈です。ラクリマさん、ごめんなさい。ケイタは、やっぱり失恋の歌にしか…。

それでも、なんというか、メロディーも歌詞も、残るんですよね。ふと頭に蘇ってくるメロディーです。年に2〜3回は降ってきますね。これ、結構なレベルだと思います。だって、2000年代前半の歌ですよ。

なんか、昔の音楽シーンってかっこよかったな。最近は、心が躍るような音楽をあまり聞いていないなって。最近知って、いいなって思ったのは 植田真梨惠さん くらいかなぁ。あとは、昔から好きなアーティストばかりだもんなぁ。

なんて、昔を思い出したので、紹介でした。