ケイタのしゃべり場

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オリンピックの「ホストタウン」に湘南地区から2地区エントリー

2020年開催の東京オリンピック。その参加国と相互交流を行う『ホストタウン』というのをご存知ですか?

ホストタウンとは?

事前合宿の誘致や選手との交流を実施する自治体が「ホストシティ」として登録でき、国が費用の半額を支援するほか、人材派遣、情報提供を行う。

こおん「ホストタウン(ホストシティ)」とはグローバル化の推進や地域活性化などに役立てようと国が計画した構想で、第一次登録では全国自治体の44件が登録されました。神奈川県内では、

となりました。

湘南から2自治体エントリー!

そうなんです。今回、湘南地区から平塚・大磯が登録されています。わー!湘南からふたつの自治体が出ている事実が嬉しい。藤沢は出ないのかな?

平塚はヨーロッパ北部に位置する『リトアニア共和国』の「ホストタウン」となります。リトアニアは、バスケットボール・近代5種・水泳・柔道でのオリンピック出場が有力です。平塚市では、今後は市民主体での受け入れ組織を立ち上げ、事前キャンプの誘致・受け入れのほか、講演会やスポーツ教室の開催での交流を行います。また、市民レベルでの相互派遣などの交流計画を検討するそうです。そして、オリンピック後も交流を続けていける下地を作るとのことですね。

大磯はアフリカ北東部のエリトリア国の「ホストタウン」として登録しています。エリトリアってなかなか聞かない国ですよね。オリンピックは、シドニー大会が初出場。そしてアテネ大会において、ゼルセナイ・タデッセ選手が男子10,000mで銅メダルを獲得しています。そして、2015年の北京での世界陸上では、ギルマイ・ゲブレスラシエ選手が男子マラソンで史上最年少で金メダルを獲得しています。さすが、アフリカ。長距離が強い。今回も長距離系での出場が見込まれています。

2020年の東京オリンピックの経済効果

次に個別事象の積み上げによる試算を実施。その結果、直接効果については、大会運営費や観戦客による消費支出などの新規需要は約1兆円。2次波及効果まで含めた生産波及効果は約2.5兆円で、約21万人の新規雇用を創出すると予想している。また、付加価値誘発額は約1.3兆円と見ている。 上記の直接効果に加え、都市インフラ整備などの投資増加、観光需要の増大といった各種付随効果を積み上げると、約23.8兆円の新規需要が発生すると予測。それらの新規需要から誘発される生産額は60兆円、GDP押し上げ効果と同義の付加価値額は約28.9兆円となる見通しだという。 みずほレポート より

という経済効果も見込めています。この事前キャンプなどの誘致で、平塚・大磯にどれくらいの経済効果が見込めるのか。「オリンピック選手を一目みたい」と県内各地・県外各地から大勢の人が押し寄せるかもしれません。選手も休息の時に、この湘南地区で過ごすので、近隣の観光地、江ノ島や鎌倉への波及効果も期待できそうですよね。

湘南地区には、古都鎌倉を代表するように、昔の日本文化が残っています。オリンピック選手が日本の文化に触れて、それを家族に紹介する。選手の家族が湘南を楽しむ。そして、国内の人たちも湘南地区を楽しむ。江ノ島でしらすを楽しむ。鎌倉で小町通りを歩く。

オリンピック出場国との「ホストタウン」登録・交流によって、湘南地区にどんな化学変化が起こるのか今からとても楽しみですね。