だれかが物をおとしたらひろってあげよう
落し物=失敗 と捉える
落としたものを拾ってあげる。普通に落としものを拾う話をしても、当たり前なので、今回はちょっと視点を変えて。
落しもの=失敗 と捉えて今回はお話ししようと思います。
人生、生きていれば失敗はつきものですよね。『失敗のない人生は何もしていないのと同じ』と言われるくらい、何かに挑戦した時は失敗は訪れることが多いです。
もし、誰かが失敗をしているところを見かけたら、あなたはどうしますか?
その状況を見て見ぬ振りをせず、ぜひ助けてあげてください。要は『困っている人がいたら助ける』ということですね。それがあなたにとっても必ず良い方向へ物事が転がります。
ようは助け合いが大事なんです
人はひとりでは生きていけません。生活する上で必ず他の人と関わります。食べるものだってそう。着るものだってそう。誰かが作ったものを、利用させてもらっています。
仕事だってそう。必ず一緒に仕事をする人、チームがあります。そんな中で、誰かが落し物をする可能性があります。その落し物を放っておいたら、仕事はうまくいきません。落してしまってから時間が経過すればするほど事態は深刻になります。さっと拾ってあげましょう。フォローしてあげましょう。きっと、その人はあなたに感謝し、あなたが落し物をしたときは、その人が拾ってくれるでしょう。
こうやって、人と人は支え合っていきていくんですね。
食べ物に困っている人がいたら、救いの手を差し伸べましょう。あなたが困ったときに同じことをしてくれる人が現れます。道に迷っている人がいたら、道標になってあげましょう。あなたが道に迷ったときに道標となってくれる人が現れます。
…僕は神様でもなんでもないので、この話しはこれくらいにしておきますね(笑)
スポーツの世界はわかりやすいね
チームで助け合う というのは、スポーツの世界だとわかりやすいですね。
プロ野球だと、試合に負けることを、『勝ち星を落とす』と言ったりしますよね。『勝てる試合を落とした』という表現もよくでてきます。その日のピッチャーは負けが付いてしまうので、個人の評価には大きく関わりますが、チームとして優先すべきは『個人の成績』より『チームの勝利』ですよね。となると、翌日の試合でなんとか勝ちを取り戻そうとするわけです。
要は、落し物を拾うわけです。『勝ちを拾った』って表現がある通りです。前日とは違うピッチャー、スタメン自体が変わっているかもしれません。そのチームで前日の落し物を拾いにいくんです。
スポーツも世の中も同じ
これは会社でも学校でも、どこでも同じ。落としたものは拾いにいく。これを自分だけでやるか、誰かと協力してやるか。
協力してやったほうが、拾える可能性は高いです。だからこそ、目の前に落ちているものを積極的に拾いにいきましょう!
僕が以前働いていた職場は、この『誰かが落としたものを一緒に拾う』という意識は高かったですね。誰かが、お客さんとの対応で失敗したことがあったら、それをフォローする。自分のお客様じゃなくても、対応します。僕も、それで結構助けられました。そして、僕も他の人のお客様に対してフォローした経験があります。この支え合う関係は、チームにいい効果をもたらすんですよね。一緒に何かを成し遂げている。ひとりで戦っているんじゃない。自分が失敗してもフォローしてくれる人がいる。
これって、かなり心強くないですか?
互いに足をひっぱるより、一緒に高みに登っていけます。
会社・学校の環境があまりよくないな…って感じている方がいたら、ぜひ、『落し物を拾う』ということをチームの慣習にしてみてはどうでしょう