怒る前に5つ数えよう
▪️感情をそのままださない
日々、生活していると、イラッとすることやムカッとすることは多々あると思います。
例えば、
- 電車から降りようとした時に、乗ってくる人が先に入ってきて降りられない
- スーパーのレジに並んでいて、もう少しで順番という時に割り込みされる
- バスに乗っている時に、となりに座っている人がずっと電話している
- ファミレスでとなりの席の子どもがはしゃいでいてうるさい
いろいろあると思います。なんだよ って思うこともあります。
うるさい子どもに対しては、「うるさい!」と怒鳴りたくなることもあると思います。
でも、その感情をグッとこらえて。
子どももそう。
- 友達がゲームの順番を変わってくれない
- クラスの友達が教室でボール遊びしていて、ぶつけられた
- 友達に貸していた消しゴムがボロボロになって返ってきた
子どもだて、怒りたくなることがあります。
でも、その感情をグッとこらえて。
▪️怒っている時こそ深呼吸
まず、深呼吸してみましょう。そして、5つ数えてみましょう。
すると、気持ちが落ち着きます。そして、周りが見えるようになります。
怒っている時は、自分が思っている以上に周りが見えていないもの。今、どういう状況なのかが把握できていないもの。
深呼吸して、周りを見渡してみましょう。
もしかしたら、やむを得ない状況かもしれません。
例えば、
- 体調の悪い人がいて、はやく電車に乗せて休ませたかった
- 脱水症状の人がいて、すぐに詩文を取らせなければいけない状況でレジにきた
- もしかしたら、電話も今しなければ大変なことになる内容かも
- ボールがぶつかったのだって、何かを避けた拍子に飛んできたのかもしれない
全てが許されることではないと思います。ボール遊びはそもそもダメですし。
ただ、冷静になることで、見えていなかった真実が見えるようになるのです。それによって対応の仕方も変わります。
▪️仕事もそう 感情にまかせない
仕事でもそうです。
- 部下がお願いした仕事をなかなかやらない
- いつも伝えていることを同じようにミスする
など、あるかもしれません。
上司の方は、
「いつになったら、その仕事やるんだよ!」
「何度同じことを言ったらわかるんだ!」
と感じているかもしれません。怒りたくなる気持ちもわかります。
ただ、冷静に状況を把握してほしいのです。
もしかしたら、
- 頼まれた仕事より納期のせまった優先度の高い仕事からやっていた
- いつも注意している伝え方が、部下にはわかりにくい
などがあるかもしれmせん。
冷静に、状況を把握しましょう。
▪️怒っても誰も幸せにならない
結局はここです。
怒られた人は、もちろん気持ちが落ち込みますし。また同じミスをしたらどうしようって縮こまってしまうかもしれません。
怒った方も、それで気持ちは晴れないですし、あとで怒ったことを後悔してしまうかもしれません。
その場の感情で行動することは、悲しみこそ産みますが幸せは産まないのです。
それなら、双方にとってどうすることが一番良いのか、5つ数えて、冷静になて、それから行動してみませんか?
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