宿題に文句を言わない
▪️宿題ってなんのためにあるの?
って、子どもに聞かれたら何て答えますか?
宿題は、その日にやったことを定着させる上でとても大切なものです。
人は、見たもの・聞いたものをその瞬間は記憶できますが、すぐに忘れてしまいます。
その内容をもう一度『思い出す』。
そして、『定着させる』。
この作業が必要なんです。
自転車だって、そう。初めは乗れないけど、繰り返し練習して、転んで、もう一度乗って。
乗れたら、今度はその感覚を忘れないように、いや『思い出す』ようにまた漕ぐ。
そして『定着させる』。
ゲームだってそう。一度覚えたルールを、攻略法を『定着させる』。
楽しいことだと出来るのに、宿題って名前になるとできない。やらない。なんてのはおかしい。
だって、必要なものなんだがら。
宿題は、とても大切で、意味のあるものなんです。
▪️やらなきゃいけないもの なら すぐにやってしまおう
やらずに、ダラダラ文句言って、結果やらないなんてみっともなくてかっこ悪い。
「だって宿題が多すぎるんだもん」
「こんなにあったら、できないよ」
確かに多い時もあると思います。
でも、その宿題。少しでもやった?やってみて多くてやりきれなかったら
「多いよ。時間なくてできなかったよ」
って言ってもいいかもしれない。
でも、本当に時間なかったのか聞いてみると
「テレビを見てた」
「ゲームやってた」
「マンガ読んでた」
うん、やれるじゃん(笑)時間あるよね。そんな言い訳しないでさ、やることちゃちゃってやっちゃってさ、遊びに行こうよ。そっちのが楽しいし、かっこいいよ!
▪️宿題をやらないとどこかでしわ寄せが来る
宿題の内容が次の日のテストだったら?
きっとテストできないと思います。そのテストを直してきてね なんてなったら、宿題も増えちゃうし、結局後から辛いだけ。
それい宿題があるのに、遊び呆けて帰ってきたら、その日の夜に宿題やってなくて焦るよね。どうしよ…って。うん、私にも経験があります。
そうなると、楽しかった遊びも急につまらなくなるし、良いこと全然ない。
「やっとけば良かった…」 なんて思っても後の祭り。
▪️実は大人もできてない
宿題って聞くと、どうしても子どもを思い浮かべてしまうけど。
大人も同じだと思いませんか?
仕事を依頼されたのに、期日ギリギリで
「すみません。時間がなくて…」
できてない。仕事って、おtなの宿題だと思うんです。
これによって、成績が出て評価が決められます。
期日の前日に飲み呆けて、できませんでしたじゃ、かっこつかないですよね。
子どもは宿題上乗せ で挽回できるけど。
大人はどうかな?上乗せどころか、大切な仕事はもう回ってこないかもしれない。
そういった危機感を持って、命がけで宿題(仕事)をやる。だから、成功しても失敗しても次ん繋がるんじゃないかな。
自転車の乗り方を覚えるために繰り返し練習したように、仕事も宿題も何度も何度もやる。習慣づける。
大人になった時に、宿題やってません なんて言わなくていいように、子どもの時からやる。
▪️誘惑に打ち勝てる子どもを育てよう
遊んじゃダメ といっているわけではないのです。
遊びの中から学ぶことだっていっぱいあるし、むしろ私は子どもは勉強より遊びに力を入れるべきだと思います。
でも、勉強しなくていいなんて思いません。勉強も目一杯やるんです。
遊びも勉強も全力でやるんです。だから、人生って楽しいんですよね、きっと。
大人が、サボっているところを見せてしまたら、子どももサボります。楽な方へ楽な方へと流れます。
だからこそ、大変かもしれませんが、ストイックに全力でやることをやる。
自分の子どもにとって かっこいいお父さん・お母さん でいたいじゃないですか。
やることは、さっさと終わらせて、やりたいことやれる環境。
子どもと一緒に作ってみませんか?
子育てだけじゃない。
大人にも大事なことが、ぎゅっと詰まった一冊です。
気になったらぜひ読んでみてください。
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