お客様をもてなそう
▪️心をこめておもてなしを
目の前にいる人に、
幸せな時間を過ごしてもらいたい
一緒にいて良かった
と思ってもらえるように。
相手が何を求めているのか
相手が何を考えているのか
それを考えて、行動する。
もし、その行動が間違っていたら?相手に不快な思いをさせてしまうんじゃない?
って、思うひともいるかもしれません。
もしかしたら、不快な思いをさせてしまうかもしれません。
でも、何も考えず、何も行動しなかったらどうなる?
そこには、何もうまれない。
失敗はしないかも。相手に不快な思いはさせないかも。
でも、喜びも幸せも生まれない。
もったいないなって。
▪️おもてなしは「あいさつ」から
「こんにちは。今日はゆっくりしていってください」
「今日はきてくれてありがとう。とても楽しかった。また来てね」
って、言葉をかけられたら、どうですか?
きっと、嬉しいんじゃないでしょうか。
「来て良かったな」
「こちらこそ、楽しかったです。ありがとう」
そこには、ポジティブな会話も生まれます。
きっとお客様も、笑顔で帰られるのではないかと思います。
こんな経験はありませんか?
・ご飯を食べに行ったお店。入店しても店員さんがなかなか来ない。時間が経ってやっと入店に気づき、席に誘導するも、特に待たされたことは何も言われず、帰りも「ありがとうございました」の一言のみ。
きっと、このお店には、もう行かないでしょうね。だって、せっかく楽しみにしていた時間を、壊されてしまったのだから。
もし、この店員さんの対応が、下記の内容に変わっていたら、どうかな?
・時間が経って、店員さんが来て、「お待たせして本当に申し訳ございません。すぐにお席にご案内します」と声をかけてもらい席に案内してくれる。帰る時も「本日は、お待たせしてしまい、申し訳ございませんでした。食事はいかがでしたか?私どもの不手際で楽しい時間を壊してしまっていたら、とても申し訳ないです」と声をかけてくれる。
きっと、
「いえ、とても楽しい時間をすごせました。ありがとう」と返事するのではないでしょうか?そして、またこのお店にくることもあるでしょう。
次にお店に行ったとき、店員さんが、「先日は、失礼いたしました。また来てくれてありがとうございます。本日のおすすめは〜ですよ」なんて声をかけてくれる重せだったら、その瞬間、常連決定ですね。
それくらい、あいさつって大事なんです。
▪️相手を思い、考えるからこそ、失敗が成功に変わる
冒頭でもお話ししましたが、何もしなければ、失敗も成功もありません。
相手を考えて行動するから失敗があり、
失敗を検証するから成功につながるのです。
先ほどの店員さんも、(実は、両方とも体験談です)
待たせてしまった という失敗があったから、
「このお客様は、そうしたら喜んでくれるかな」
って考えるのです。
考えて出した行動が、帰る時の一言です。
それを自分の糧にしたから、きっと次の来店の際に、お客様を覚えていたのだと思います。
▪️失敗を糧に、成功へ
子どももそうです。
学校での友だちとの付き合いかた。
何気ない一言で、友情が崩れてしまうことだってあります。
そんな時、
「あいつは何もわかってない」
「なんだよ。むかつくな」
で終わらせるのではなく、
「今、言ったことの何が嫌だったのかな?」
「そうえば、あいつ、〜って言われるの傷つくって言ってたよな」
って、自分に原因がないか考えてみて。
それから、「この間はごめんな。〜って言われるの嫌だったよね」って。
相手を考える。思いやる。
おもてなしの第一歩ですね。
▪️おもてなしで気持ちの良い人間関係を
大人も子どもも一緒です。
相手がいて、自分がいる。
人はひとりでは生きていけません。
自分が嫌だから、やらない。
その陰に、本当はやりたくないことでも、一生懸命やっている人がいます。
周りを幸せにしようと懸命に努力している人がいます。
そのことを忘れないで。
あなたの職場にも、教室にも。
そんなことを思い出させてくれる一冊です。
ぜひ、大切な人と、声に出して読んでみてください。
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いつもより、ちょっといい景色 見えるかも。